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2015年春遠征2日目。
昨日の伊吹山に続き、今日は大山に登る。


2013年に四国の剣山・石鎚山で一緒になった方が翌日は大山に行くと言っていた。
確かに地図で確認すると、石鎚山の後に中国地方に抜ければ大山に寄って帰ってこれる。
大山も一緒に計画すればよかったと思ったが、何の準備も無かったのでその時はあきらめた。
あれから2年経ち、その間に計画も下調べも行い、大山への渇望も充分に膨らませた。

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5時17分、モンベル大山店の川向こうの駐車場を出発。

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今日は夏山登山コースを登る。
薄暗い林の緑の中にヤマブキの黄色が映える。

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カメノキの花。

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ハウチワカエデの花。
萼の色は暗い紅色で、花びらは淡い黄色になる。
雄花と雌花が雑居し、雄しべが長く突き出た花が雄花となる。
この時期はとてもモミジとは思えない姿をしている。

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日が昇り始めると、新芽が目についてくる。

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ゼンマイ。
ワラビは小さな芽が3つあり、ゼンマイはうずまき形の芽が1つあるのが特徴のようだ。

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6時50分、六合目の避難小屋。
この辺りはまだ雪が残っている。

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左手に北壁を眺める。
時々崩落の音が聞こえてくる。

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ショウジョウバカマ。
葉は細長く根元から放射状に広がり、茎の先端に横向きに淡紅色・紫色の花が付くのが特徴のようだ。

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八合目辺りから木道が始まる。

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木道から振り返ると、日本海に向かって素晴らしい景色が広がっていた。

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避難小屋の先に頂上が見える。

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荒れ果てた頃の大山頂上の様子。

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一木一石運動の説明が書かれていた。
地元の山を守ろうという思いが伝わってくる。

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それぞれ運んできた石を置き、一木一石運動にちょっとだけ参加させてもらう。

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7時55分、弥山頂上。

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米子の弓ヶ浜方面の海岸線が美しい。

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8時55分、下山開始。

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新芽の向こうに稜線が続く。

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スミレサイシン。
淡紫色の花で雌しべの柱頭はくちばし状になり、先が尖ったハート型の葉が特徴のようだ。

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ふきのとう。

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ミヤマカタバミ。
花はすじが入った白い5枚の花弁で、花弁の基部に黄色斑が入るのが特徴のようだ。
葉の形はカタバミの特徴となるハートを3つ合わせた形をしている。

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広い階段状の道が続く。

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サンインタチツボスミレ だろうか?

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イワカガミ。

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ミヤマシキミ。

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新緑が気持ちよい。

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マムシグサ.

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ミヤマキケマン。
唇状の多数の黄い花を密につけ、葉は羽状複葉で、小葉は細かく裂けるのが特徴のようだ。

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10時5分、夏山登山口に到着。

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最後にモンベル大山店の横で、大山北壁を望む。
何ともこの北壁が印象的な山だ。

さて、明日は福井県の荒島岳だ。


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