青森遠征の2日目の今日は八甲田山に登る。
今回は酸ヶ湯温泉から仙人岱避難小屋を経由して大岳に登り、大岳避難小屋と毛無岱を通って酸ヶ湯温泉に戻る周遊コースを巡る。
6時20分、登山開始。
酸ヶ湯温泉の近くの薬師神社の鳥居から進む。
いきなり火山性ガス注意の看板があり、ドキリとする。
しばらくは穏やかな樹林帯が続く。
30分ほど進むと開けた場所に出る。
いい感じで紅葉が始まり出している。
地獄湯の沢だ。
かすかに硫黄の匂いがする。
南側を振り返ると、紅葉したナナカマドの向こうに南八甲田の山々が見えるが、雲っていて残念。
ガレ場の脇を進む。
シラタマノキ。
おっ、何だこの植物は。
後で調べてみると、イオウゴケだった。
硫黄分の多いところに分布する地衣類で、赤い子器の形からモンローリップとも呼ばれているそうだ。
途中から湿地になり道が木道になる。
仙人岱のようだ。
避難小屋に寄り、8時に水場に到着。
水場を過ぎると、大岳の山頂へ向けた登りが始まる。
ネバリノギランが紅葉している。
ガスで景色が何も見えない。
足元にはチングルマが咲いていた。
もう少しで頂上のようだ。
登るにつれて風もどんどん強くなっていく。
8時55分、八甲田大岳山頂。
寒い。
あまりの寒さにかつてこの山で起こった惨事に思いを巡らせた。
日本陸軍の雪中行軍による200名近くに及ぶ遭難だ。
日露開戦を想定しての訓練であった。
山頂は風雨が凄く10分ほどで下山を開始する。
早く下山して酸ヶ湯温泉に入ろう。
大岳避難小屋を過ぎると風雨がおさまってきた。
嫁さんが「ほら、あれ。」というのでそちらを見ると・・・。
草紅葉の絨毯が広がっていた。
地図で見ると毛無岱と書いてある。
十和田湖も見えた。
段々と雲が開けていく。
何と美しい風景だろうか。
早くあの場所へ行こう。
はやる気持ちを抑えて階段を下る。
毛無岱に出ると陽も出てきた。
大岳の頂上付近にはまだ若干雲が残っているようだ。
周りの山々もすっかり見えるようになった。
草紅葉の中を進む嫁さん。
背中から楽しさが伝わってくる。
樹木の紅葉もいい感じだ。
頂上の風雨が嘘のような景色だ。
それでも大岳の頂上付近にはまだ雲がかかっている。
大岳をバックに毛無岱の紅葉を切り取る。
どこを向いても広がる紅葉。
チングルマとキンコウカの紅葉。
ベンチで休憩にする。
「神の工を尽くした名園」でメロンパンを頬張る嫁さん。
さて休んで景色を楽しんだら下山再開。
・・・と、思ったら、
今日一番の景色がそこにあった。
眼下に下毛無岱の風景が広がる。
いままでのは上毛無岱だった訳だ。
池塘を眺めながら進む。
こちらも紅葉し、
あちらも紅葉している。
紅葉の向こうは南八甲田の山々。
最後にもう一度八甲田の山を眺める。
さあ、下山しよう。
下ってくるとまだ紅葉は進んでいない。
酸ヶ湯温泉が見えてきた。
11時30分、ゴール。
下山後の楽しみは酸ヶ湯温泉。
青森らしく、ねぶたが飾ってある。
車に戻る途中、スタート地点の鳥居からは美しい八甲田大岳が見えていた。
さあ、明日は1日かけてゆっくり帰るとしよう。
今までの山行一覧
6時20分、登山開始。
酸ヶ湯温泉の近くの薬師神社の鳥居から進む。
いきなり火山性ガス注意の看板があり、ドキリとする。
しばらくは穏やかな樹林帯が続く。
30分ほど進むと開けた場所に出る。
いい感じで紅葉が始まり出している。
地獄湯の沢だ。
かすかに硫黄の匂いがする。
南側を振り返ると、紅葉したナナカマドの向こうに南八甲田の山々が見えるが、雲っていて残念。
ガレ場の脇を進む。
シラタマノキ。
おっ、何だこの植物は。
後で調べてみると、イオウゴケだった。
硫黄分の多いところに分布する地衣類で、赤い子器の形からモンローリップとも呼ばれているそうだ。
途中から湿地になり道が木道になる。
仙人岱のようだ。
避難小屋に寄り、8時に水場に到着。
水場を過ぎると、大岳の山頂へ向けた登りが始まる。
ネバリノギランが紅葉している。
ガスで景色が何も見えない。
足元にはチングルマが咲いていた。
もう少しで頂上のようだ。
登るにつれて風もどんどん強くなっていく。
8時55分、八甲田大岳山頂。
寒い。
あまりの寒さにかつてこの山で起こった惨事に思いを巡らせた。
日本陸軍の雪中行軍による200名近くに及ぶ遭難だ。
日露開戦を想定しての訓練であった。
山頂は風雨が凄く10分ほどで下山を開始する。
早く下山して酸ヶ湯温泉に入ろう。
大岳避難小屋を過ぎると風雨がおさまってきた。
嫁さんが「ほら、あれ。」というのでそちらを見ると・・・。
草紅葉の絨毯が広がっていた。
地図で見ると毛無岱と書いてある。
十和田湖も見えた。
段々と雲が開けていく。
何と美しい風景だろうか。
早くあの場所へ行こう。
はやる気持ちを抑えて階段を下る。
毛無岱に出ると陽も出てきた。
大岳の頂上付近にはまだ若干雲が残っているようだ。
周りの山々もすっかり見えるようになった。
草紅葉の中を進む嫁さん。
背中から楽しさが伝わってくる。
樹木の紅葉もいい感じだ。
頂上の風雨が嘘のような景色だ。
それでも大岳の頂上付近にはまだ雲がかかっている。
大岳をバックに毛無岱の紅葉を切り取る。
どこを向いても広がる紅葉。
チングルマとキンコウカの紅葉。
ベンチで休憩にする。
「神の工を尽くした名園」でメロンパンを頬張る嫁さん。
さて休んで景色を楽しんだら下山再開。
・・・と、思ったら、
今日一番の景色がそこにあった。
眼下に下毛無岱の風景が広がる。
いままでのは上毛無岱だった訳だ。
池塘を眺めながら進む。
こちらも紅葉し、
あちらも紅葉している。
紅葉の向こうは南八甲田の山々。
最後にもう一度八甲田の山を眺める。
さあ、下山しよう。
下ってくるとまだ紅葉は進んでいない。
酸ヶ湯温泉が見えてきた。
11時30分、ゴール。
下山後の楽しみは酸ヶ湯温泉。
青森らしく、ねぶたが飾ってある。
車に戻る途中、スタート地点の鳥居からは美しい八甲田大岳が見えていた。
さあ、明日は1日かけてゆっくり帰るとしよう。
今までの山行一覧