今日は秀麗富嶽十二景の高畑山・倉岳山に登る。
倉岳山には15年以上前に登ったことがある。
たまたま観光で高尾山に登ってみたら、なかなか楽しかった。
それでは他の山にも登ろうという話しになり、さっそく帰りに日帰り登山の本を買った。
倉岳山はその本で最初に選んで登った山だった。
これ以降たまに低山登りをするようになった。
まだ記録も写真も残していなかった頃の話しだ。
今日は遠い記憶のこの山に登るのが楽しみだ。
朝9時20分頃、JR中央線の鳥沢駅を出発する。
しばらくは20号線沿いを歩く。
鳥沢は旧甲州街道の宿場町だ。
左向こうに懐かしい火の見やぐらが見える。
途中で右手に折れ、山の方に向って進む。
梅の花が咲いていた。
ゲートを越えて山に入っていく。
獣よけのゲートなので鍵をかけるのを忘れずに。
最初はかつての石畳のような道だが、ちょっと足元が安定しないので気をつけて進む。
看板には「この山の川は飲料水の水源です。」と書いてある。
分岐に来た。
ここは右に進んで、高畑山を目指す。
倉岳山は2度目だが高畑山は初めて登る。
あの頃は体力が全くなく、尾根続きの2山を登るという考えもそもそもなかった。
傾斜が一定で、上りやすい道が続く。
正面奥に見えるのが高畑山のようだ。
左手には今日2つ目に登る倉岳山も見える。
おっ、声が聞こえてきた。
ここを登りきれば山頂のようだ。
11時42分、高畑山到着。
山頂は既に10名ほどの登山客でにぎわっていた。
富士山は予想通り見えなかった。
朝、家からも見えなかったのでこれは想定内。
ここで食事にしておにぎりを食べた。
11時56分、にぎやかで落ち着かないので次に進むことにした。
まず一旦大きく下る。
途中、倒れた木々が目立つ。
昨年の台風24号の影響のようだ。
12時08分、天神山の山頂を通過。
・・・と思ったら、左側に素晴らしい景色が広がっていた。
手前の右が扇山、左が百蔵山。
こちらも秀麗富嶽十二景の山だ。
扇山の後に連なるのは、奥多摩の手前の笹尾根のようだ。
扇山と百蔵山の間の向こうに見えるのは雲取山のようだ。
そして百蔵山の左奥には南大菩薩の山々が連なっている。
なかなかの絶景だ。
穴路峠、鳥沢と秋山の集落を結ぶ峠だ。
ここから倉岳山への登りが始まる。
振り返ると、先ほど登った高畑山が見えた。
倉岳山への登りはちょっと傾斜がきつくなったが、急登というほどではない。
あと少し。
12時53分、倉岳山山頂。
15分ほど休憩して景色を楽しんだら、下山を開始する。
ここでも所々で台風の影響が残っている。
立野峠。
ここから下山道を進む。
こちらの斜面は日陰が多く、まだ雪がうっすらと残っていた。
凍っていそうなところを気をつければ、下りやすい道が続いた。
車道に出たら、梁川駅に向って進む。
橋のはるか下には桂川が流れている。
この川は山中湖を水源とし、やがて相模川となって相模湾に注ぐ。
子供の頃、桂川でよく釣りをした。
ハヤ、ウグイ、オイカワ、ニジマス、アユ、コイと色々な魚が釣れる。
時にカジカを突き、また時には川で泳いだ。
桂川は懐かしい遊び場だ。
14時30分、JR中央線の梁川駅に到着でゴール。
色々と思い返てみたが、この山についてはほとんど何も覚えていなかった。
山の記憶の断片は全て他の山のものだった。
それでも最後に同じ橋から桂川を眺めて梁川駅に着いたのは同じだった。
改めての感想としては、傾斜が一定で登りやすく尾根歩きも気持ちよい山だった。
特に落葉でこの時期だけの景色も楽しめた。
中央線の山々をつないでみるのも楽しそうだ。
今までの山行一覧
たまたま観光で高尾山に登ってみたら、なかなか楽しかった。
それでは他の山にも登ろうという話しになり、さっそく帰りに日帰り登山の本を買った。
倉岳山はその本で最初に選んで登った山だった。
これ以降たまに低山登りをするようになった。
まだ記録も写真も残していなかった頃の話しだ。
今日は遠い記憶のこの山に登るのが楽しみだ。
朝9時20分頃、JR中央線の鳥沢駅を出発する。
しばらくは20号線沿いを歩く。
鳥沢は旧甲州街道の宿場町だ。
左向こうに懐かしい火の見やぐらが見える。
途中で右手に折れ、山の方に向って進む。
梅の花が咲いていた。
ゲートを越えて山に入っていく。
獣よけのゲートなので鍵をかけるのを忘れずに。
最初はかつての石畳のような道だが、ちょっと足元が安定しないので気をつけて進む。
看板には「この山の川は飲料水の水源です。」と書いてある。
分岐に来た。
ここは右に進んで、高畑山を目指す。
倉岳山は2度目だが高畑山は初めて登る。
あの頃は体力が全くなく、尾根続きの2山を登るという考えもそもそもなかった。
傾斜が一定で、上りやすい道が続く。
正面奥に見えるのが高畑山のようだ。
左手には今日2つ目に登る倉岳山も見える。
おっ、声が聞こえてきた。
ここを登りきれば山頂のようだ。
11時42分、高畑山到着。
山頂は既に10名ほどの登山客でにぎわっていた。
富士山は予想通り見えなかった。
朝、家からも見えなかったのでこれは想定内。
ここで食事にしておにぎりを食べた。
11時56分、にぎやかで落ち着かないので次に進むことにした。
まず一旦大きく下る。
途中、倒れた木々が目立つ。
昨年の台風24号の影響のようだ。
12時08分、天神山の山頂を通過。
・・・と思ったら、左側に素晴らしい景色が広がっていた。
手前の右が扇山、左が百蔵山。
こちらも秀麗富嶽十二景の山だ。
扇山の後に連なるのは、奥多摩の手前の笹尾根のようだ。
扇山と百蔵山の間の向こうに見えるのは雲取山のようだ。
そして百蔵山の左奥には南大菩薩の山々が連なっている。
なかなかの絶景だ。
穴路峠、鳥沢と秋山の集落を結ぶ峠だ。
ここから倉岳山への登りが始まる。
振り返ると、先ほど登った高畑山が見えた。
倉岳山への登りはちょっと傾斜がきつくなったが、急登というほどではない。
あと少し。
12時53分、倉岳山山頂。
15分ほど休憩して景色を楽しんだら、下山を開始する。
ここでも所々で台風の影響が残っている。
立野峠。
ここから下山道を進む。
こちらの斜面は日陰が多く、まだ雪がうっすらと残っていた。
凍っていそうなところを気をつければ、下りやすい道が続いた。
車道に出たら、梁川駅に向って進む。
橋のはるか下には桂川が流れている。
この川は山中湖を水源とし、やがて相模川となって相模湾に注ぐ。
子供の頃、桂川でよく釣りをした。
ハヤ、ウグイ、オイカワ、ニジマス、アユ、コイと色々な魚が釣れる。
時にカジカを突き、また時には川で泳いだ。
桂川は懐かしい遊び場だ。
14時30分、JR中央線の梁川駅に到着でゴール。
色々と思い返てみたが、この山についてはほとんど何も覚えていなかった。
山の記憶の断片は全て他の山のものだった。
それでも最後に同じ橋から桂川を眺めて梁川駅に着いたのは同じだった。
改めての感想としては、傾斜が一定で登りやすく尾根歩きも気持ちよい山だった。
特に落葉でこの時期だけの景色も楽しめた。
中央線の山々をつないでみるのも楽しそうだ。
今までの山行一覧