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さて2日目の朝だ。
槍ヶ岳方面は上部が雲に覆われている。
何とも不気味な感じがする。

おまけにカメラのレンズの内側に曇りの点ができて、写真に写り込むようになってしまった。
せっかくの景色が台無しだ。
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槍方面を眺めていると不安がよぎるが、常念山脈側はあまり雲がない。
その常念岳から朝日が昇る。

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日が昇ると雲が消え槍も姿をあらわしてきた。
先ほどまでの心配も無くなり、素晴らしい1日を予感させる。
さあ出発だ。

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目指す槍ヶ岳がくっきりと見える。
槍の肩には槍ヶ岳山荘も確認できる。

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開始早々に大きな階段を降る。

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鎖場も続く。
元気な朝一から東鎌尾根を開始できて良かったと思った。

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鎖場の後はやせ尾根。

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休憩して槍の景色を堪能する。

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下を見るとババ平の槍沢キャンプ地が見えた。

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北の方に見えるのは針ノ木岳のようだ。

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なかなか変化に富んだ登山道だ。

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槍の勇姿に疲れを忘れて見とれてしまう。

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そして大梯子。

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それでも少しづつ槍が近づいてくる。

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昨日泊まった西岳。

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その後ろには常念岳が顔を出している。
左側は大天井岳。

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あそこを越えれば何が見える?と、考えながら幾つもの岩のコブを越えていく。
そして見えた・・・

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後立山の鹿島槍。

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前穂のギザギザも見えた!

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槍ヶ岳山荘も見えた!

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ヒュッテ大槍に9時30分到着し、そのまま通過。

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殺生ヒュッテで休憩。
コーラを買いながら天気を聞くと、「今晩は雪になるから降りた方がよい。」とのこと。
天気次第ではここでテント泊予定だったが諦めることにする。

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殺生ヒュッテ先の分岐でザックをデポしてアタックザックだけになる。
何という軽さだろう。

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凄い速さ(勝手な妄想)で山荘前に到着、10時35分。

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山荘前から槍の穂先までを改めて確認すると、なかなかの迫力だ。

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槍沢方面からもちらほらと登山者が見える。

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空いている今のうちに穂先に登ろう。

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岩場が続く。

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たまにホールドの間隔があいているところがある。
鉄の梯子が冷たい。
梯子を登りながら、こういう時用の手袋を買おうと思った。

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さて、いよいよ最後の梯子だ。
これを登れば・・・。

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そこにあるのは、登頂の喜び!
今は11時ちょうど。

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そして絶景も待っている。
まず裏銀座方面が薬師岳まで良くみえる。

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笠ヶ岳と、その向こうには白山。

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焼岳、乗鞍岳、そして煙を吐いている御嶽山。

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ずっと眺めて歩いてきた大天井から常念岳。

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こちらは穂高方面。

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頂上からの景色に大満足。


槍ヶ岳 - 王道の表銀座縦走にて 1日目
槍ヶ岳 - 王道の表銀座縦走にて 2日目(前半)
槍ヶ岳 - 王道の表銀座縦走にて 2日目(後半)~3日目

今までの山行一覧