遠い山の記憶

山行記録をメインとした、あんでぃの登山ブログです。

書籍

「メインの森をめざして」 - 加藤則芳(2018年4月1日)

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本屋でこの本を初めて見た時に、これって登山の本?とまず思った。
その当時の私は山頂を目指すことを答えとしないロングトレイルという概念を知らなかった。
そしてこの本で初めて著者の加藤則芳という人を知った。
著者は日本にロングトレイルという概念を根付かせた1人である。

著者の加藤則芳は作家でありバックパッカーであるという。
バックパッカーとは自らの足で世界中を旅して、さまざまなことを自分の目で見て感じながら自分とは何かを探し求める人、といえるだろう。

アメリカ東部のジョージア州からメイン州までのの14州約3,500kmの自然歩道をアパラチアン・トレイルという。
この本は著者がアパラチアン・トレイルを踏破する過程で自然、文化、歴史、暮らしや人との交流を記したものになっている。
著者のロングトレイル関連の本では「ジョン・ミューア・トレイルを行く」が有名だが、この本はそれをはるかにしのぐ量の紀行文になっていて読み応えがある。

この本のあとがきで記されているが、著者はALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病にかかっていることを公表している。(著者は2013年に63歳で亡くなられている。)

色々な意味で歩くということを考えさせられた1冊となった。


<出版社のHP>
”信越トレイルオフィシャルサイト内”の著者のインタビュー記事


「八甲田山 死の彷徨」 - 新田二郎(2018年2月12日)

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かつて日本はロシアと戦った。続きを読む

「初代 竹内洋岳に聞く」 - 塩野米松(2018年2月11日)

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世界に8000mを越える山は14座ある。
竹内洋岳、彼は日本人で初めて8000m峰14座を制覇した。続きを読む

「花の百名山」 - 田中澄江(2018年1月21日)

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この本は脚本家の田中澄江の山と花の随筆集だ。続きを読む

「ドキュメント御嶽山大噴火」 - 山と渓谷社編(2017年7月1日)

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2014年9月27日、御嶽山が噴火した。続きを読む

「八月の六日間」 - 北村薫(2017年6月18日)

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この本はたまたま本屋の書店員のお奨めコーナーで見つけた。
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「日本百名山」 - 深田久弥(2017年6月7日)

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日本百名山。

登山をする人なら誰もが知る魔法の言葉だ。
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「奥秩父 山、谷、峠そして人」 - 山田哲哉(2017年5月16日)

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そういえばこの本を石井スポーツで買った時に、レジのお姉さんが「この本はいいですよ。」と笑顔で言っていたのを思い出した。
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「自分を越え続ける」 - 南谷真鈴(2017年5月11日)

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南谷真鈴、前に彼女のことをニュースで知ったのは確かテレビニュースだったと思う。
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「槍ヶ岳とともに」 - 菊池俊朗(2017年4月24日)

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山に登る人であれば誰もが知っている槍ヶ岳。
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